○安岡地区横野町の盆踊り（８月１４日）は、復活後、今年が３回目。町内だけでなく周辺地域からも大勢の人々が集まり、安岡地区の夏のイベントとして定着してきた。マジックショウ、フラダンス、まとい太鼓演奏、多数の露店、抽選会など、幼児から高齢者まで楽しめる。
○横野の復活盆踊り（第１回、平成２８年8月）に触発されたか、安岡浦の盆踊りの本家本元・西安岡で、盆踊りが３年ぶりに再開された（本年８月１４日）。まちづくり協議会が横野自治会との共催で始めた復活盆踊りが、連鎖反応のように広がりを見せてきたようだ。
○まちづくりは、過去３年間、各種企画を打ち出し、それなりの成功を収めている。しかしながら、何もかも、まちづくりが主導することは難しく、かつ望ましいことでもない。理想は、まちづくりが蒔いた種が芽を出し、花を咲かせ、実を結び、後は、自然発生的に広がっていくことだ。今回の西安岡での盆踊り再開は、まちづくりが始めた事業の副次的波及効果の最初の事例だと、勝手に解釈している。
○私が西安岡を訪れたときには、時既に遅く盆踊りは終了していたが、物故者９名の供養など「盆踊りの原点」を見せてもらい、感慨一入（ひとしお）。合掌。カラオケ大会や子供向け映画会（クレヨンしんちゃん）も実施。厳（おごそ）かな中にもフレンドリィ。飛び入り客の私にビールを何缶も馳走（ちそう）してくれた漁師町男衆の気風（きっぷ）に乾杯（完敗?）。